新世紀エヴァンゲリオン
はい、こんばんは、シオンです。
今回は、新世紀エヴァンゲリオン(エヴァ)についてのお話をしていきたいと思います。
1.出会い
『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』を見たところから始まります。
最初見たときの感想は、うわぁなんだこの作品すごいな。というもの。
僕はその当時、ロボットとか大きいものが戦う映像作品をあまり見たことがありませんでしたので、なんというか圧巻でした。
すれ違う家族に、揺れ動く自分と同世代の少年少女の心。
自分のナイーブな部分を作品によって、撫でられ心は震える。
そんなイメージの作品です。
2.かかわり
僕は今回漫画を全巻読む前に、新劇場版全作、アニメを見ていました。
ちなみに、僕は新劇場版の中では、断然マリ押しです。
でも、アスカもレイもかわいいです。ミサトさんもリツコさんも素敵です。
エヴァのすごいところは、キャラクターすべてが独立して魅力的であること。
決して視聴者・主人公に媚びることなく、自分を生きている。
生きている中で苦しみ、学び成長する。
僕たちはそれに感情移入し、必死に成長する彼らを見てきたからこそ、
彼らの苦しみに同調し、同じように胸が苦しくなり、
彼らの幸せを必死に願ってしまう。
そう思うと本当にすごい作品だと思います。
思春期の子供の心をつかんで離さない。大人も大人でそのころにぐっと引き戻され、
画面・本の中にいる間は子供と同じように感じ、考え、悶える。
新劇場版はアニメなどとは違う方向に進んでいっているので、
次回作の公開が楽しみでなりません!
3.漫画の感想(ネタバレあり)
さて本題の漫画感想のほうに入ろうと思います。
ここからはネタバレも入ってくると思いますので、
未読・またはネタバレ食らいたくないよーって方は読み飛ばしてください。
さて、この漫画ですが、通して読んだのは今回が初めてですが、
実は学生時代にちらっと流し読みしたことがある僕でした。
その時読んで今も印象に残っているのは使徒を倒すためにアスカとシンジがダンスの特訓をするシーンとミサトさんの車がひっくり返るシーン。
当時、その漫画を見せてくれた先輩に、僕が
「ミサトさんってあれですよね、車がひっくり返る人」
「よくそんなマイナーなシーン覚えてるね」
と返されたのを覚えています。
ミサトさんといえば車がひっくり返るシーンですよね! あれ、違う……?
アスカとシンジのダンス特訓シーンは序盤にありつつ、
映画にはない部分でしたのでとても印象に残りました。
特訓の中で自らの欠点を自覚していくアスカの成長に少し涙しちゃう僕。
今回通して漫画を読んでみて感じたことは、意外と映像で印象的なセリフやシーンはこっちでは描かれていなかったりするんだな、というところ。
やはり、音と動きのあるアニメと漫画では結構作りが違いますね。
ストーリー的に異なるところもありますが、特に感じたのはそこでした。
映画では戦闘シーンなどが重点的に描かれていますが、
漫画では戦闘はあっさりとし、シンジたちの心理描写がよく伝わってくる描き方に思えます。
個人的には感情移入し、物語に深く入り込むなら漫画ですかね。
映像だと複雑な設定に頭がついていく前に話が進んでしまう場合がありますが、
漫画は自分がページをめくるまで、話は止まっていてくれますので、
いろいろ理解し飲み込みながらエヴァの世界を進んでいけます。
4.総括
さて、今回は漫画を読んだことをきっかけに、僕的エヴァンゲリオンとのいろいろを語らせていただきました。
まとめとしては、アニメ・映画のエヴァンゲリオンが好きなあなたにも
映像のエヴァはちょっと展開早くて苦手っていうあなたにも
エヴァ初見の方にも
勧められる漫画だと思います。
特に、思春期特有の不安定さ・他者とのかかわりとの中で自分という存在を確立していく、そういうプロセスを好むような方にはお勧めです。(って、範囲狭いかな?)
ただ、最終巻などは新劇場版を見ていたほうが楽しめるかもしれません。
ではこれで、今回のブログを終わらせていただきます。
余裕のある方はぜひ購入・レンタルなどして読んでみてくださいねー(*'ω'*)