シオンの本棚

紙の本からネット小説、漫画に至るまで。僕の脳内の本棚をブログにしました!

orange【オレンジ】

こんばんは、シオンです。

今回は『orange【オレンジ】』についてお話をしていきたいと思います。

 

 

1.出会い

僕がこの作品に出合ったのは、例のごとくブックオフですw

ずらーっと並んでいる漫画を物色していたましたら、ひときわ分厚いこの作品を発見。

そしてジャンルを見てみると、なんとSF!

これは買うしかない、読むしかないとなったわけです。

SFと言われれば僕からしたら外すことができないジャンルです。

小学校のころH・G・ウィルズの『宇宙戦争』をはじめて読んだ時のことは、

今でも鮮明に覚えています。

このブログを読んでる皆さんも、おすすめのSFがあったら是非紹介してくださいね!

 

 

2.かかわり

 『orange【オレンジ】』は原作者高野苺さん、

双葉社から単行本が発売されています。全5冊、完結済みです。
連載は別冊マーガレットのほうで行われていたみたいです。

アニメや映画、ノベライズなどもされている人気作!

ブックオフで見るまでほとんど知らなかった僕は恥ずかしいです、ハイ。

別冊マーガレットということで少女漫画系統から出た作品ですね。

ちなみに僕は小さい頃はほんと漫画というものに触れてこなかったですし、

特に少女漫画はほんと読んだことがなかったので、最近読んでみて

いろいろ新たな発見があるというか、たくさん学ばせてもらってます。

 

3.あらすじ

 SFという内容にふさわしく、ことは漫画最初のページから始まります。

10年後の自分から届いた一通の手紙。

それに書かれていたのは一人の転校生のこと。

「自分と同じ後悔をしないでほしい」という思いとともに綴られていた、

主人公菜穂にとっては未来の出来事たち。

最初は信じない菜穂も、ことあるごとに言い当てられた自分の出来事に

手紙を信じるようになっていく。

未来の菜穂が手紙を送った理由とは?

果たして菜穂は未来の彼女の思いを果たすことができるのか。

青春SFラブストーリーです。

 

4.漫画の感想(ネタバレあり)

手紙の導入から、それが送られた理由付けまでスムーズに展開されていきました。

記された内容に心揺さぶられながら、読んでいるこちらも

どうすればいいの、と一緒に悩んでしまいます。

最後までほんとに目が離せない!

揺れ動くバランスの中で、どこへ行くのか。

僕も学生時代を強く思い出してしまいました。

時間軸は、16歳の菜穂が生きる今と、26歳の菜穂がいる未来。

未来と今の関連性の説明などもうまくストーリーの中に落とし込まれています。

恋とSFをうまく絡めた良作だと思います。

僕的には、3巻ラストが本当に感動でした。

ネタバレありとは書いていますが、ここは本当に読んでいって知ってほしいので

伏せておきます。みなさん、読んでください!!

 

5.総括

基本的には大体の人におすすめできる素敵な作品だったと思います。

ただ、SFは得意だけど恋愛は苦手という人は気をつけたほうがいいかもしれません。

恋愛要素多めです。

SF初心者には大いにお勧めできるわかりやすくて面白い作品ですね。

 

 

それでは今回のブログはこれで終了です!

また今度ですー(*'ω'*)

 

私、気楽な冒険者でいたいのに!~どうのつるぎ+999の前には伝説の剣もかないません~

こんばんは、シオンです。

今日は、ちょっと長いタイトルの小説のお話をしていきますよー。

『私、気楽な冒険者でいたいのに!

~どうのつるぎ+999の前には伝説の剣もかないません~』

それではシオンの本棚、行ってみましょう!

 

 

1.出会い

さて、この作品は実はですね、作者の△iXさんとちょっと僕が知り合いなんです。

書籍化の数年前から絡ませていただいていまして、

僕のキャスとかにもよく来てくれる常連さんなんですね。

今回その方が書籍化したとなれば、これは読んでみるしかない、と!

書店で新書で購入しました(*'ω'*)

作者さんの印税に少しでも貢献したいという純粋(?)な気持ちですw

お値段は約1300円。なかなかですね。

これは、値段分の 価値があるか、しっかりと検証しなければ!!

 

2.かかわり

『私、気楽な冒険者でいたいのに!

~どうのつるぎ+999の前には伝説の剣もかないません~』

長くて1行に収まらないタイトルですねw

作者は△iXさん、イラストは朝日川日和さん。

UGnovelsから出版されています。

こういうラノベは、本編の内容もさることながら、

挿絵・表紙絵の女の子の可愛さも大事ですよね。

ちょっと前、ラノベの表紙が問題になったりもありましたが、

これはそんなに扇動的な表紙ではないので大丈夫ですw

ただ、かわいいはほんとにかわいいです。

かわいいは正義。いつの時代も真理ですね。

 

3.あらすじ

細々と冒険者生活を行っていた主人公クリシュナの前にドロップしたのは、

+999の銅の剣!?

突然超高スペック、そしてしゃべる剣を手にしてしまった彼女は、

いろんなどたばたに巻き込まれていく!

いつの間にか周りに仲間も出来ていき、

男と勘違いされたり、いろんな危機を救っちゃったり?

クリシュナの冒険者生活は続く!

女の子のイチャツキ多数ありです。

 

4.漫画の感想(ネタバレあり)

最初少しエンジンがかかるまで飲み込みが悪い感じは少々ありましたが、

エンジンがしっかりとかかってからはとても面白く、

すんなりと読んでいけました。

最後まで読み終えたとき、ちょっと待ってここで終わり?

もっとこの冒険を読んでいたい!という気持ちにさせられました。

 

個人的に△iXさんの作品はいくつか読ませてもらってますが、

中盤からは面白いのですが、序盤でつまずいて読むのやめてしまう人が多い

気がするのですよね。

離脱率の高さは、当時はWeb小説だったので、宿命のようなものです。

ただ、今回は書籍。紙の本。

買い切りでみんな買ったからには読んでくれるので、

△iXさんにはとても戦いやすいフィールドなんじゃないでしょうか。

そう考えると本当に書籍化できてよかったなぁ、

と親心のようなものを発動させてしまう僕なのでした。

それで、この本、一番の僕的ポイントは女の子のイチャツキ、

銅の剣の活躍ではなく、料理描写なんじゃないかと思うんですよ!

もうね、あれです、飯テロレベルですよ。

読みながらお腹がぐるぐる言ってましたもん、僕。

 

5.総括

さて、作者さんと知り合いということでちょっと厳しめに総括させていただくと、

買った本でも最初乗れなかったら読むのをやめてしまうあなたにはお勧めできません。

そうでないあなたには、楽しいひと時を与えてくれることでしょう!

ただ、読むときはしっかりとおなかを満たしてからのほうが吉です(*'ω'*)

飯テロに屈しないで行きましょう!

△iXさん、次回作も楽しみにしていますからね。

 

さて、第2回目のシオンの本棚はこれで終了です。

前の時から2週間ほど空いてしまいましたが、できるだけ時間を見て

更新していく予定ですので、みなさんよかったら

読者登録、ツイート などなど

よろしくお願いします!!

新世紀エヴァンゲリオン

はい、こんばんは、シオンです。

今回は、新世紀エヴァンゲリオン(エヴァ)についてのお話をしていきたいと思います。

 

 

 

 

1.出会い 

僕とエヴァとの出会いは、学生時代に金曜ロードショー

『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』を見たところから始まります。

最初見たときの感想は、うわぁなんだこの作品すごいな。というもの。

僕はその当時、ロボットとか大きいものが戦う映像作品をあまり見たことがありませんでしたので、なんというか圧巻でした。

すれ違う家族に、揺れ動く自分と同世代の少年少女の心。

自分のナイーブな部分を作品によって、撫でられ心は震える。

そんなイメージの作品です。

 

2.かかわり

僕は今回漫画を全巻読む前に、新劇場版全作、アニメを見ていました。

ちなみに、僕は新劇場版の中では、断然マリ押しです。

でも、アスカもレイもかわいいです。ミサトさんもリツコさんも素敵です。

エヴァのすごいところは、キャラクターすべてが独立して魅力的であること。

決して視聴者・主人公に媚びることなく、自分を生きている。

生きている中で苦しみ、学び成長する。

僕たちはそれに感情移入し、必死に成長する彼らを見てきたからこそ、

彼らの苦しみに同調し、同じように胸が苦しくなり、

彼らの幸せを必死に願ってしまう。

そう思うと本当にすごい作品だと思います。

思春期の子供の心をつかんで離さない。大人も大人でそのころにぐっと引き戻され、

画面・本の中にいる間は子供と同じように感じ、考え、悶える。

 

新劇場版はアニメなどとは違う方向に進んでいっているので、

次回作の公開が楽しみでなりません!

 

3.漫画の感想(ネタバレあり)

さて本題の漫画感想のほうに入ろうと思います。

ここからはネタバレも入ってくると思いますので、

未読・またはネタバレ食らいたくないよーって方は読み飛ばしてください。

さて、この漫画ですが、通して読んだのは今回が初めてですが、

実は学生時代にちらっと流し読みしたことがある僕でした。

その時読んで今も印象に残っているのは使徒を倒すためにアスカとシンジがダンスの特訓をするシーンとミサトさんの車がひっくり返るシーン。

当時、その漫画を見せてくれた先輩に、僕が

ミサトさんってあれですよね、車がひっくり返る人」

「よくそんなマイナーなシーン覚えてるね」

と返されたのを覚えています。

ミサトさんといえば車がひっくり返るシーンですよね! あれ、違う……?

 

アスカとシンジのダンス特訓シーンは序盤にありつつ、

映画にはない部分でしたのでとても印象に残りました。

特訓の中で自らの欠点を自覚していくアスカの成長に少し涙しちゃう僕。

 

今回通して漫画を読んでみて感じたことは、意外と映像で印象的なセリフやシーンはこっちでは描かれていなかったりするんだな、というところ。

やはり、音と動きのあるアニメと漫画では結構作りが違いますね。

ストーリー的に異なるところもありますが、特に感じたのはそこでした。

映画では戦闘シーンなどが重点的に描かれていますが、

漫画では戦闘はあっさりとし、シンジたちの心理描写がよく伝わってくる描き方に思えます。

 個人的には感情移入し、物語に深く入り込むなら漫画ですかね。

映像だと複雑な設定に頭がついていく前に話が進んでしまう場合がありますが、

漫画は自分がページをめくるまで、話は止まっていてくれますので、

いろいろ理解し飲み込みながらエヴァの世界を進んでいけます。

 

4.総括

さて、今回は漫画を読んだことをきっかけに、僕的エヴァンゲリオンとのいろいろを語らせていただきました。

まとめとしては、アニメ・映画のエヴァンゲリオンが好きなあなたにも

映像のエヴァはちょっと展開早くて苦手っていうあなたにも

エヴァ初見の方にも

勧められる漫画だと思います。

特に、思春期特有の不安定さ・他者とのかかわりとの中で自分という存在を確立していく、そういうプロセスを好むような方にはお勧めです。(って、範囲狭いかな?)

ただ、最終巻などは新劇場版を見ていたほうが楽しめるかもしれません。

 

ではこれで、今回のブログを終わらせていただきます。

余裕のある方はぜひ購入・レンタルなどして読んでみてくださいねー(*'ω'*)